IKEA BUSINESS CASE Vol.7 気軽に立ち寄れて相談しやすい、居心地の良いカフェのような調剤薬局
イケアはビジネスシーンでも多くのお客さまに支持されています。店舗やオフィス、ショールームなど、快適なビジネス空間づくりのサポートをさせていただいているIKEA BUSINESSの利用事例を紹介します。今回はIKEA港北がお手伝いした、キープウェル株式会社のこじか薬局・鵠沼東店です。
キープウェル株式会社 代表取締役
初鹿野美貴子さん
こじか薬局・薬局長。薬剤師。公立病院の院外薬局に勤務後、自分の理想とする調剤薬局を実現するために、1997年に独立。間もなく、第1号店をオープンし、その後、店舗を増やして、現在は全4店舗を経営。処方箋調剤だけでなく、一般薬や介護用品の販売、訪問薬剤指導、栄養指導、化粧品の販売も行っている。
●イケアの家具を使ったリニューアルは、今回で3回目
こじか薬局は、神奈川県藤沢市に4店舗を展開する調剤薬局です。処方箋に応じて薬を調剤するのはもちろんですが、健康や身体のことなどを気軽に相談していただけるような、地域の方々を親身にサポートできる薬局をめざしています。
これまですでに、4店舗のうち2店舗をイケアでリニューアルしてきました。リニューアル1回目は、2008年春。同じこの鵠沼東店の倉庫と休憩室の改装です。その際、特に大きく変化したのは、倉庫。物が増えすぎて整理する必要が出てきたため、壁面に収納システム「ANTONIUS / アントニウス」の壁付けの棚や机などを設置したところ、雑然としていた空間がすっきりと片づき、倉庫としての機能だけでなく、資料づくりや勉強会などにも使える有効な空間になったのです。2回目は、片瀬店の調剤室と待合スペース。そして、3回目となる今回は、この鵠沼東店の調剤室と待合スペースをリニューアルしました。
●訪れる方が心地よく感じる、カフェのような空間をめざして
通常、調剤薬局というと、病院の帰りに「行かなくちゃいけないところ」なので、患者さんにとってはあまり良いイメージをもっていないかもしれません。だからこそ、「あそこなら行ってもいいな」と思える薬局をつくって、少しでもマイナスイメージを軽減したい、という想いを強くもっていました。
そこで今回は、店舗面積にゆとりのある鵠沼東店で待合スペースの空間づくりに力を入れました。 自分や家族の健康の悩みは、人に聞いてもらいたいと思っていても、なかなか話しにくいものです。ドラッグストアでは話しづらくても、ここなら相談できる、不安に思ったときに、私たちの薬局やスタッフの顔が思い浮かんでくれたらいい。そういう相談しやすい雰囲気があり、誰でも気軽に立ち寄れてコミュニケーションがとれるような場にすることが目的でした。
イメージしたのは、カフェのような空間。コーヒーを飲めて、本を読めて、ゆっくり休める、居心地のよい空間です。そんなくつろげる雰囲気の中で、不安になったり心細くなっている方にやさしい言葉をかけたり、病気とたたかっている方の話を聞いたり、役に立つ情報を伝えたりして、寄り添うようにサポートしていける場所にしたいと思っていたのです。
●いろいろなタイプの椅子を選んでレイアウト
訪れた方が居心地よく感じる空間にするため、特に意識したのは椅子です。ここには、リクライニングの姿勢がとれるアームチェアや、背もたれが真っ直ぐの長いソファ、どっしりとした1人掛けソファ、バーチェアなど、異なるタイプの椅子があります。しかも、各椅子は、さまざまな場所に、さまざまな方向に向けて置いています。これは、それぞれ意味があって選んで置いているものなのです。
他の人と顔を見合せなくて座れるよう、1人掛けソファ「SOLSTA OLARP/ ソールスタ オーラルプ」は、4脚を背中合わせに配置。
例えば、アームチェアの「POÄNG / ボエング」は、背もたれが高いリクライニングタイプなので、ラクな姿勢で体を預けられるというもの。「座り心地がいい」と患者さんたちにも人気で、空いていると誰かが座りにくる、というほど利用率が高いんですよ。また、体を傾けないほうがラクな方には、背もたれがほぼ真っ直ぐのソファ「SÄTER / セーテル」を、1人でゆったり座りたい方には、体がすっぽり収まって落ち着いた心地の1人掛けソファ「SOLSTA OLARP / ソールスタ オーラルプ」も用意しました。
壁際には長いカウンターを設置して、バースツール「HENRIKSDAL / ヘンリクスダール」も置いています。これは、座面がかなり高いので危ないかなとも思ったのですが、広い空間の中でいろいろな椅子を置くには、座面の高低差をつけたほうが変化をもたせられると思って、採用に踏み切ったものです。結果的には、この椅子に座る方が意外に多いことがわかりました。壁に向かって座るスタイルなので、人と顔を合わせたくない方にとっては気楽に座れるようなんですね。壁面には装飾的な鏡を取り付けることで、ダイレクトに顔を見なくても鏡越しに気配を感じられるという、患者さんもスタッフもお互いに安心感が生まれるような工夫もしています。 他にも、壁面にはキャビネットやアートフレームを飾って、よりアットホームな雰囲気を創り出しました。キャビネットには、健康や栄養などに関する本を置いているので、待ち時間などに自由に読んでいただければと思っているのです。
●多くの方に元気になってもらえるよう、心を和ませる場所に
こじか薬局は調剤薬局ですが、病院や先生、医療、健康のアドバイスもしたいと思っていますし、訪問薬剤指導や栄養指導も行っています。この待合スペースの一部を使ってメイクアップサービスも行ってるんですよ。身の回りに気を使うというのは、健康で元気に過ごすための大切な要素でもあるので、メイクアップすることで気持ちが明るくなったり、身だしなみに興味をもってもらえるといいなと思っています。 私の個人的なイメージですが、スウェーデンは居心地の良い空間づくりに力を入れていたり、カフェも心地よさを追求しているように思います。それが、私のめざす薬局に合うと思うので、スウェーデン発のイケアの家具を使った待合スペースも、訪れる方々に居心地よく感じていただけると嬉しいですね。
●スタッフの方の声
“いろいろな椅子があるのがいいですね”
患者さんに、「普通の薬局よりもオシャレな感じ」と言っていただけたりして嬉しいですね。椅子もいろいろなタイプがあるので、皆さん、それぞれ自分に合った椅子を選んで座っていらっしゃるようです。まるで指定席のように、お気に入りの椅子が決まっている方もいるんですよ。(山根理恵さん・薬剤師)
“リラックスできる心地よい空間になりました”
より心地よい空間になったので、以前にも増して入りやすい薬局になったのではないかと思っています。患者さんには、調剤の間、お待ちいただく時間があるのですが、その間も嫌な顔をせず、リラックスして待っていただいているように感じます。(有田浩美さん・薬剤師)
“メイクサービスで笑顔が見られるのも嬉しい”
私は、事務作業を中心にオペレーターのサポートなどをしていますが、以前、化粧品メーカーの美容部員をしていた経験があるので、メイクアップサービスも行っています。マッサージやスキンケア、メイクアップなど、ご希望によっていろいろ行いますが、きれいになって笑顔で帰っていく姿を見ると、私も嬉しくなりますね。(谷玲子さん・事務スタッフ)
“書類の収納家具も入れたので、空間がすっきりしました”
私の印象では、茶色のアームチェア「POÄNG / ボエング」に座る人が多いようですね。リラックスできるみたいで、いろいろな方のお気に入りのようです。今回は、オペレーションスペースにもイケアの収納家具「BILLY / ビリー」を入れたので、書類などがたくさん収納できてすっきりしたのも良かったと思っています。(渡辺恵理子さん・オペレーター)
■会社名:キープウェル株式会社
■会社所在地:神奈川県藤沢市鵠沼東1-1 玉半ビル1F
■業種業態:調剤薬局の経営、処方箋調剤、一般薬・介護用品販売、訪問薬剤指導・栄養指導、化粧品販売
■サイトURL:http://www.kojika.jp/
■導入年月日:2011年1月
■導入に要した費用:約130万円
■導入に要した期間:約1カ月
■IKEA BUSINESSを選んだ理由:以前のリニューアルで導入して良かったため(今回は3回目)
■担当したIKEAストア:IKEA港北
■主に使用したイケア商品:ソファ(SÄTER)、アームチェア(SOLSTA OLARP)、アームチェア(POÄNG)、バーチェア(HENRIKSDAL)、書棚(BILLY)など
■使用したイケアのサービス:インテリアプランニングサービス、宅配サービス、家具組立サービス
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